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6月5日に「空き家について考えよう」を実施しました!

  • 執筆者の写真: プロジェクト つむぐ
    プロジェクト つむぐ
  • 2022年6月29日
  • 読了時間: 3分

2022年6月5日に、空き家問題に焦点をあてたワークショップ「空き家について考えよう」を池田町交流センターかえでにて開催しました。


今回のワークショップは、池田町で空き家が増加しつつあることへの危機感を町民の皆さんに感じてもらい、空き家の放置によって町へ悪影響が出ることを防ぎ、空き家の利活用促進のきっかけにしてもらうことを目的として開催しました。


イベント当日は、あいにくの天気でしたが、25人もの参加者の方にご参加いただきました。

イベントは前後半に分かれ、前半では、つむぐプロジェクト空き家チームのメンバーから、池田町全体の空き家の現状と個人にできる空き家対策についてのお話をさせていただき、後半では浄念寺住職の後藤さんにお話をお聞きした後、グループワークを行いました。


池田町全体の空き家の現状

現在池田町では、428戸(平成30年度時点)の空き家が存在しています。

池田町の人口は2040年までに約3000人減少し、特に年少人口と生産年齢人口の減少が激しくなると予想されています。このような人口減少や高齢化、建物の老朽化などにより、池田町で空き家がさらに増加していくことが考えられます。

この先空き家の増加が進行し、対策が限界に達する前に、余裕のある今空き家の対策を行う必要があります。










個人ができる空き家対策

所有者にとっての空き家のお話しとして、建物と不動産の資産価値の合計がマイナスである「負動産」になることを防ぐためには、早めの空き家への対処が必要である、ということを建物の価値の低下や池田町の地価の低下について触れながらご説明しました。また、個人ができる空き家対策として、家族と家の未来について話し合うことや、片付けを行って再生の準備をしておくことの重要性などについてお話ししました。

また、池田町で空き家を購入し今後の活用に向け、現在改装を行っている西山さんのお宅の例をご紹介しました。









住職さんからの話とグループワーク

その後は、池田町にある浄念寺の住職の後藤志郎さんに参加していただき、長く住職として池田町を見られているからこそ感じられる池田町の変化や、これからの池田町の未来についてお話ししていただきました。


最後には、グループワークを実施し「町の魅力を維持し続けるには?」「空き家の流通を促進するには?」「片付けなど空き家の再生に必要なことは?」というテーマについて3つのグループに分かれ話し合いました。テーマについての意見だけでなく、今回のワークショップの感想についても参加者の方々にお話しいただき、大変盛り上がる話し合いの時間となりました。


イベントをやってみて

イベント開催後、沢山の参加者の方々にご好評いただき、とても嬉しく感じています。

空き家が増加しつつあることについて池田町の皆さんに危機感を感じていただく、という目的に対し一歩前進できたのではないかと思います。

今回、実際にイベントを開催してみたことで得られた改善点も多く、さらに実りあるイベントにするため、これからも試行錯誤を続けていきたいと考えています。


今後も池田町の各地で「空き家について考えよう」のイベントを開催していけたらと考えております。ご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひご参加ください。


 
 
 

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